カレコの使い方~アプリ予約・乗車・延長・返却の流れ(MAZDA CX-5)

カレコの「リパーク第二東久留米駅前第2」ステーション

東京都東久留米市のカレコのステーション「リパーク第二東久留米駅前第2」でマツダのCX-5を利用しました。しかし、梅雨の時期もあって、天候には恵まれず…。

生活圏にカレコのステーションがないため、カレコ自体利用することはあまり多くありませんが、近所にカレコのステーションがあったら間違いなく利用頻度は一番多くなっていたと思います。システム面が使いやすく設計されており、快適に利用することができました。

  • ICカード要らずで、アプリ上だけで施錠・解錠ができる
  • 任意のICカードを会員証として登録することも可能
  • アプリの完成度は他社よりも高い
  • 給油・洗車時の特典が他社よりも良い
  • 比較的新しいクルマが用意されている印象を受けた
  • 延長手続きはナビ上で行えず、携帯電話上から行う必要がある
  • クルマのキズや汚れはアプリから報告可能

今回利用したステーションには、比較的新しい車両だけが用意されており、今回利用したCX-5も新型車で、クルーズコントロールや自動ブレーキシステムが装備されていたため、新車を試乗するような感覚で利用することもできました。

カレコのサービス詳細についてはこちらを参照

カレコ専用アプリで車両を予約

カレコの予約アプリのスクリーンショット

カレコの車両予約は専用アプリでの行います。アプリを開くと現在地周辺のステーションが表示されます。もちろん自身で地図を動かし、目的のステーションに移動することも可能です。

利用したい時間を上部で変更し、利用したいステーションを選択すると、予約可能な車両が表示されます。

カレコの予約アプリで車両の予約をしている画面

車両を選択すると、車両の詳細と予約可能時間が表示され、この画面での予約日時の変更も可能です。「このクルマを予約する」をタップすると、利用時間・利用料金の確認画面が表示されるので、確認したら「予約を確定する」をタップし、予約が完了します。

このあたりは、タイムズカープラスなど他社のアプリ予約と大差はありませんが、見やすさとアプリの安定性はカレコが一番のように感じました。初回利用の際に煩わしいメッセージが表示されない点も、好評価です。

カレコから届く予約確認メール

なお、324円で加入できるオプション補償「トラブルあんしんサポート」は、アプリ上で加入することができず、予約受付の確認メールに「『トラブルあんしんサポート』のお申込みはこちら」と記載されているURLから申し込むことができます。メールには予約延長の可能時間も記載されているため、必ず目を通しておきましょう。

カレコのICカード登録手順

カレコのICカードリーダー

カレコは、ICカードがなくても携帯電話上で解錠・施錠をすることが可能ですが、事前に登録しておけばICカードを利用することも可能です。

貸出時間10分前から登録作業を行うことができ、操作は非常に簡単です。

カレコのICカード登録確認画面

予約確認画面から、ICカード登録を選択し、「ICカードを登録する」を選択します。

カレコのICカード登録をおサイフケータイ対応スマートフォンで行う様子

「ICカード登録処理中」というダイアログが表示されたら、予約中のクルマのICカードリーダーに登録したいICカードをかざすだけです。今回は、おサイフケータイに対応している筆者のGalaxy S9+ (au SCV39)を登録しました。

登録できるカードは、基本的にFeliCa規格であればどのカードでも登録できるため、Suica・PASMO・ICOCAのような交通系IC、nanaco・WAONのような電子マネーカード、おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォン・フィーチャーフォン(ガラケー)が登録できます。

iPhoneに関しては、日本版iPhone 7以降、日本版Apple Watch Series 2以降がFeliCaに対応していますが、カレコは動作保障の対象外として扱っています。動作保障対象外としている理由としては、選択するカード(Suica、クレジットカードなど)によって出力する反応が異なるため、思わぬ挙動をする可能性があることが考えられます。

どうしてもiPhoneで利用したい方は、Apple Payで特定のカード(Suicaが一番無難だと思います)を事前に開いておき、カレコを利用する都度、そのカードを選択した状態でかざすことで正常に利用できるはずです。ただし、Androidスマートフォンと異なり、電池が切れてしまった際は利用できなくなってしまう問題もあります。あくまでも自己責任でご利用ください。

貸出手続き

スマートフォンのアプリ上でカレコの貸出手続きをする様子

カレコの大きな特徴として、貸出手続きをアプリ上から行うことができる点が挙げられます。

サイト上・アプリ上から貸出・返却手続きを行えることで、わざわざ専用の会員証カードなどを持ち歩く必要がなく、うっかり忘れて利用できないという残念な事態も避けられます。

アプリ上から自身の予約を呼び出し、「利用を開始する」をタップするだけで、貸出手続きが始まります。

カレコのアプリから貸出手続きを行っている様子

上の画像のように、緑色の画面で「利用開始」という文字が表示されると、数秒後にはクルマのロックが解錠されます。CX-5のように解錠と同時にドアミラーが開く車種もあるので要注意です。

カレコでおサイフケータイをかざす様子

もちろん、前述の通りICカードを登録しておけば、カードをかざすだけで貸出開始・返却手続きを行うこともできます。ICカードを登録してもアプリ上から解錠することが可能です。

カレコの車両停車防止用のスタンド

クルマの前にあるカレコ専用車室であることを指すスタンドは、出庫時にぶつからない場所に移動させ、クルマの移動が完了したら、一旦停車し、他のクルマが駐車できないようにスタンドを元の場所に置いてください。

カレコのクルマの車内

グローブボックス内にあるクルマのキー

カレコは他のカーシェアリングサービス同様に、グローブボックス内にささっている鍵を貸出の方に回して取り出すことができます。

カレコの鍵(CX-5)

CX-5の場合はスマートキーなので、ブレーキを踏みながらハンドル横のエンジンスタートキーを押すとエンジンがかかります。目的に着いて駐車をするときは、グローブボックス内に鍵を戻す必要はありません。

カレコ車内の注意事項

ダッシュボード部分にルールが記載されています。カレコは全車両禁煙で、ペットの同乗も禁止されています。ゴミの放置も厳しいペナルティが課されてしまうので注意してください。事故などが起こったときも、カレコには必ず報告しましょう。

カレコのCX-5のETCの位置

基本的にカレコの全車両にはETCカードリーダーがついています。今回利用したCX-5は運転席側のダッシュボード上、カレコの会員証リーダーの下に置かれています。

カレコの車内マニュアル冊子内に給油カードと駐車場の定期券入れ

今回利用した「リパーク第二東久留米駅前第2」は、ゲート式のコインパーキングなので、本来であれば駐車券が必要な駐車場ですが、入出庫するのに必要なパスカード(定期券)がカレコの緑色のガイドブックに入っています。万が一入っていない場合は、車検証などが入った書類入れも確認してみてください。予備が入っているはずです。

返却時に入庫する際もこのパスカードが必要なので、間違えて一般駐車券を取ってしまった場合は、カレコのサポートセンターまで連絡してください。一般駐車場にクルマが1台入っているとみなされ、空車にも関わらず満車と認識してしまい、他の利用者の迷惑になる可能性があります。

カレコの洗車・給油カード

さきほどのパスカードが入ったガイドブックに、給油・洗車カードも入っています。もちろん、他社同様にガソリン代・洗車代の自己負担は原則発生しません。

このカードは、ENEOS、昭和シェル、コスモ石油、エッソ、モービル、東燃ゼネラルのガソリンスタンドで利用できますが、それ以外のガソリンスタンドでは給油ができないのでご注意ください。現金での立替もできないことになっているので、必ずこのカードが利用できる場所で給油・洗車を行う必要があります。

ガソリンメーターが半分以下になった際に10L以上の給油を行うと、翌月から半年間使える300円分のクーポンが付与されます。ただし、レシートに自身の会員IDを記入し、車内にある給油レシート入れに収納しなければ特典が受けられないのでご注意ください。

洗車についても、汚れが気になれば上限2,000円で行うことが可能ですが、2,000円を超えた分は後日請求されてしまうのでご注意ください。洗車を行うと、翌月から半年間使える500円分のクーポンが付与されます。ただし、洗車に関しては、ガソリンスタンドによってカードの利用方法が異なるため、洗車前に事前にスタッフに確認することをオススメします。

タイムズカープラスの場合は、給油・洗車を行うとそれぞれ15分の利用チケットが獲得できるようになっていますが、カレコで給油・洗車どちらも行うと最大800円分のクーポンが付与されることになり、これらの特典も、他社に比べると優れていると言えます。

カレコ車内にある給油口ステッカー

給油口の位置は、ガソリンメーター横に書かれた矢印の方向でも判別できることがほとんどですが、カレコの車両には給油口の場所も親切にシールが貼られています。

カレコのCX-5の車内

車内後部にはジュニアシートと掃除道具が入っています。こちらの水色のシートはチャイルドシートではなく、3歳以上が対象のジュニアシートなのでご注意ください。

こちらの車両にはありませんが、カレコの一部車両にはチャイルドシートが装備されているものもあります。チャイルドシートの有無は、アプリでの予約時に確認することができます。

カレコ車内に装備されている掃除道具

掃除道具入れには、ファブリーズ、コロコロ(粘着テープ)、ウェットティッシュ、ウェーブ(ホコリ取り)と初心者マークが入っています。

万が一、車内を汚してしまった場合はこちらの掃除道具を使って掃除してください。それでも汚れなどが取れなかった場合は、おとなしくカレコのコールセンターに電話をしましょう。

出発前に車両のキズや汚れを発見した場合

カレコの汚れ・傷報告画面

利用しようとしたクルマに傷や汚れがあった場合は、電話連絡をすることが一般的ですが、カレコではアプリ上から報告することができます。

電話だと少し面倒に感じてしまいますが、アプリ上から写真も一緒に送ることができると非常に楽です。傷や汚れなどを報告せずに利用・返却をしてしまうと、ご自身が疑われる可能性があり、ペナルティを課せられる恐れがあるので、面倒でも必ず報告しましょう。

カレコの延長手続き

カレコのアプリ上での延長手続き

いざマツダのCX-5に乗車してみると、クルーズコントロールと自動ブレーキに感動してしまい、夢中になって運転したところ、返却時間に間に合わなそうになってしまいました。もちろんこのような場合でも、直近に予約がなければ延長は可能です。

予約の延長は、アプリやサイトを通してしか行うことができず、自身の予約の詳細ページ下部にある「10分延長する」をタップすることで10分、「予約を延長する」をタップすることで指定した時間の延長を行えます。

タイムズカープラスや、オリックスカーシェアは、車内のナビ上から延長手続きなどを行うことが可能でしたが、カレコの場合はナビに延長機能がついておらず、アプリ上などから延長手続きを行う必要があります。

ナビ上で延長を行えないのは少し不便に感じたポイントです。携帯電話から延長手続きをするよりも、ナビを使って延長手続きをするほうが断然便利で、赤信号の間にもスムーズに延長が行えます。

また、もう一つ注意したいのが、他のカーシェアリングは15分単位の時間が一般的なのに対して、カレコは10分単位になっている点です。15分延長したつもりが10分しか延長されなかったということも十分に考えられます。

カレコの返却手続き

三井のリパーク駐車場のカレコ利用者向けの注意書き

前述の通り、ゲート式駐車場のステーションを利用する場合は、ステーションに入る時も駐車券を取らずに車内に備え付けのパスカード(定期券)で入庫する必要があります。

万が一駐車券を間違って取ってしまった場合は必ずカレコに連絡してください。カレコのスタンドを移動させ、クルマを所定の位置に駐車したら、返却手続きを行います。

カレコのアプリ上で利用終了をする様子

カレコの返却手続きは、貸出のときと同様にアプリやサイト上からも行うことが可能です。もちろんICカードをかざすだけでも大丈夫です。

アプリの場合は、予約画面から「利用終了する」をタップします。

カレコアプリ上での返却前の確認画面

返却する前に、ETCカード、忘れ物、ライト、ルームライト、窓の閉め忘れがないかを確認するダイアログが表示されるので、確認して問題なければOKをタップしてください。

タップすると、貸出のときと同様に緑の画面が表示されます。

カレコのアプリ上で返却完了

返却が完了すると、返却完了日時と一緒にダイアログが表示されます。

カレコからの返却完了メール

万が一忘れ物をした場合は、返却完了と同時に届くメールに記載されている、URLにアクセスし、「忘れ物開錠」をタップすることで開錠可能です。返却終了から10分以上過ぎてしまった場合は再度予約する必要があります。

カレコ利用方法まとめ

カレコのシール
  • ICカード要らずで、アプリ上だけで施錠・解錠ができる
  • 任意のICカードを会員証として登録することも可能
  • アプリの完成度は他社よりも高い
  • 給油・洗車時の特典が他社よりも良い
  • 比較的新しいクルマが用意されている印象を受けた
  • 延長手続きはナビ上で行えず、携帯電話上から行う必要がある
  • クルマのキズや汚れはアプリから報告可能

カレコは、基本的に携帯電話上だけですべてが行えるようになっているため、ほとんどの人がスマートフォンを持っている今の時代に非常に適した設計がされており、他のカーシェアリングサービスよりも先進的な点であると言えます。特に、面倒なクルマのキズや汚れなどの報告をアプリ上で行えてしまう点、貸出・返却をカードがなくても行えてしまう点は、非常に便利だと感じました。

一方で、携帯電話の電池が切れてしまった際は、貸出・返却などが行えなくなってしまうデメリットもあります。バックアップとして交通系ICなどのICカードを登録しておくことをオススメします。予約の延長についても、ナビから行えないのは少し不便に感じてしまったので、時間に間に合わないと思ったら早めにアプリ上から延長手続きを行うのが良いでしょう。

車両については、今回利用したステーションに限った話かもしれませんが、他社よりも比較的新しい車両が用意されている印象を受けました。車両数はまだ多くありませんが、メルセデス・ベンツの車両なども用意されているステーションもあり、車種にはこだわりを持ってサービス提供をしているようです。

また、今回利用したCX-5もそうですが、自動ブレーキなどの安全装備もついているため、初心者にも安心です。予約時の車両名の横に「アクティブセンス」や「セーフティセンス」などの各メーカーの安全装備の名称が書かれていたら、その車両には安全装備がついています。

個人的な感想を言うと、サービスの満足度が一番高いと感じたのはカレコであると言えます。カレコはステーションが生活圏になかったため、あまり利用することはなかったのですが、車両の種類が豊富である点や、安全装備などもケチらずに付けている点、携帯電話のアプリ上からさまざまな操作を行うことができる点などは、他社と大きく差別化を図っている点であると感じました。

良いサービスなので、今後さらにステーション数が増えることを期待します。生活圏にステーションができたら間違いなくカレコの利用頻度は圧倒的に増えそうです。

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