タイムズカーシェアをネット上で退会する方法は簡単です。しかし、少し分かりづらい場所からアクセスしなければいけません。
実際私も、解約手続きの画面がどこにあるのか分からず、数分かけてやっと小さい文字で書かれた「退会申込」の文字を見つけました。
本記事では、サイト上からの解約方法の他に、クレジットカードの有効期限が切れるなどして会員資格が停止している場合の解約方法についてもまとめています。
タイムズカーシェアの解約はPCサイトから(スマホでも可能)
タイムズカーシェアのサイトは、一部スマートフォンに最適化されていないページがあり、解約など会員情報を変更するページもPCサイトの表示に切り替わり、少し見づらくなってしまいます。スマートフォンから解約手続きを行って解説していきますが、PCも同様の手順で解約できます。
なお、タイムズカーシェアのアプリからの解約は対応していません。
まずは、タイムズカーシェアにログインをし、マイページにアクセスします。右上にある「登録情報」を選択します。
次に、自身の会員情報が表示されるため、そのままスクロールしていくと、一番下に小さく「退会申込」のリンクがあるので、それをタップします。
退会にあたって、「タイムズクラブ」の退会についてと、退会理由のアンケートの画面が出てきます。
「タイムズクラブ」を解約すると、これまでカーシェアや駐車場、レンタカーなどの利用で貯まったポイントがすべて失効してしまうので、引き続きタイムズの駐車場などのサービスを使う予定の方は、解約をする必要はないと思います。
退会理由も必須になっているので、適当に答えてください。意見や要望などもここで送ることができます。
「入力内容確認」を選択すると、この送信内容で良いか確認する画面が出てくるので、確認したら「入力内容確定」をタップしてください。
「退会申込が完了しました。」と表示されたら退会は完了です。基本的に月末までは会員としての機能が残っているので、それまではこれまで通り予約・利用ができます。当然ですが、翌月の予約はすべてキャンセルされてしまいます。
会員カードはどうする?
タイムズカーシェア解約後、会員証(ICカード)は、カーシェアリングの機能は失効してしまいますが、引き続き駐車場などでポイントカードとして利用できます。
タイムズクラブごと解約する場合は破棄してしまって構いません。
クレジットカードの有効期限が切れて解約ができない場合
レアケースですが、クレジットカードの有効期限が切れて会員資格が停止されている状態では、ウェブ上の解約手続きが行えません。
筆者の場合、学生会員の資格が2017年12月で切れてしまい、1月から個人会員に切り替わり月会費が発生する予定だったのですが、ちょうど登録していたクレジットカードの有効期限も2017年12月に切れてしまいました。カード情報の更新を忘れていたため、個人会員の会費の決済が承認されず、予約などサービスの利用を一時的に受け付けない、会員資格停止状態になっていました。
しかし、一旦解約しようと考えていたことと、その時期は多忙でカーシェアを全く利用していなかったため、そのまま数ヶ月間放置していました。5月に入ってから解約しようとウェブで解約手続きをしようとしたところ、
「現在、お客様は退会できない状態となっております。恐れ入りますが、タイムズカーシェア会員専用フリーダイヤル(0120-24-5037)までご連絡お願い致します。」
と表示され、ウェブでの解約手続きを進められなくなりました。
実際に、タイムズカーシェアのカスタマーセンターに電話をし、解約を受け付けてもらえたものの、「後日、クレジットカード会社から5月までの数ヶ月分の会費を請求される可能性がある」と不穏なことを担当者から告げられました。
しかし、解約してから1ヶ月以上経った現在、カード会社からそのような連絡や請求もなく、そもそも、会員資格が停止されていて予約ができない状態だったこと、有効期限を更新しないとカードの決済は承認されないことから、数カ月分の会費が請求されることはまずありえないでしょう。仮に請求が来たとしても、会員資格が停止された状態でサービスの利用もできない状態だったので、その際は抗議しようと思います。
タイムズカーシェアの解約手続きまとめ
- サイト上からの解約ができるが、少し見つけづらい場所に解約のリンクがある
- スマートフォン用にページが最適化されていないため少し見づらい
- 解約は即日ではなく月末に行われるため、それまでは利用・予約が可能
- ただし翌月の予約などはすべてキャンセル扱いになる
- 会員証は引き続きタイムズクラブカードとして駐車場などで利用できる
- 会員資格が停止されている場合は、電話をする必要がある
解約ページにつながるリンクは少し見つけづらく、スマホ用ページが用意されていない、アプリから退会ができないという少し不便な点はありますが、面倒くさい引き止めもなく、思っていたよりもスムーズに解約することができました。
貯まったタイムズクラブのポイントも失効することなく引き続き利用できるようにもできるので、解約前に慌ててタイムズ駐車場のチケットに交換する必要もありません。
また、今回はレアケースな解約方法も紹介しました。クレジットカードの有効期限の更新を忘れたまま止まっていた場合は、電話で解約手続きをする必要があります。担当者には、数カ月分の月会費の請求がカード会社から来る可能性があると言われましたが、会員資格停止により請求が止まっていた時期の月会費は1ヶ月以上経っても請求されていません。ただし、利用料金などの支払いのタイミングがなんらかの理由でずれてしまい、請求が承認されていなかった場合は、なんらかの形で請求される可能性があります。