タイムズカーシェアへの再入会手続きは基本的な入会手続きと全く同じ。タイムズカーシェアの登録ページから手続きするだけです。もちろん無人入会機や店舗からのクイック入会(即日登録)も受け付けてくれます。
厳密に言うと、タイムズカーシェアには「再入会」に関する規定が無いため、退会後何事もなかったかのように新規入会できます。したがって、再入会の具体的な方法については省略、タイムズカーシェアの申込みページを参照して下さい。しかし、「カード発行手数料(1,550円)」についてはキャンペーンが適用されないため必ず支払う必要があります。
どうしてタイムズカーシェアには休会制度が無いの?
タイムズカーシェアで休止・休会制度を設けていない理由は、ライトユーザーによるプラン切替の乱用を防ぐためです。多くのカーシェア事業者が月会費を徴収しているのも、会員制サービスであるためです。ここで差別化をしないと、実態がレンタカーと同じになってしまいます。
「たまにだけ使いたい」というユーザーの気持ちも分かりますが、そもそもタイムズカーシェアでは毎月1,030円分の無料利用分がサービスされます。月に一度でも使えば会費分をペイできるのですから、それすらも危ういという方は、再入会ではなく、レンタカーを検討すべきです。
タイムズカーシェアを除く大手カーシェアサービスでは、相次いで「月会費無料プラン」を始めていますが、「プラン変更・移行に手数料を設けるべきではないか」というヘビーユーザーの声もあるためタイムズカーシェアで月会費が無料になることは個人的に無いと見ています。
カーシェア | 月会費 | 休会制度 | 備考 |
タイムズカーシェア | 1,030円 | なし | 法人・学生会員は月会費無料 |
オリックスカーシェア | 840円※ | なし※ | 月会費無料のBプランが実質的な休会制度となっている |
dカーシェア | 無料 | なし※ | 月会費が無料のため実質的な休会制度は備わっている |
カレコ | 980円※ | なし※ | 月会費無料プランに切り替えられるため実質的な休会制度は備わっている |
※なおタイムズカーシェアでは休止・休会制度を「休眠制度」と表現しています。
ペナルティを受けて強制退会させられた会員も再入会できるの?
ケース・バイ・ケース。具体的なところはわかりません。
タイムズカーシェアの規約には、
会員資格が取り消しとなった場合、会員情報をパーク24グループ内で共有し、他サービスの入会資格・会員資格その他サービス提供の可否の確認や判断に利用する場合がございます。
とあるだけで、もしかしたら未来永劫再入会できない可能性もあります。クレジットカードの審査とは違って、強制退会・資格取消に当たる事項は、「犯罪歴」のようなものなので信頼を回復するのは非常に難しいと言えます。そう考えると、カーシェア業界における圧倒的シェア1位のタイムズカーシェアからの資格取消は非常に痛いですね。
退会後の会員証(ICカード)の取扱い
タイムズカーシェア解約後、会員証(ICカード)についてはカーシェアリングの機能が失効してしまいます。しかし、会員証は退会後もタイムズ駐車場などでポイントカードとして利用できるため、タイムズクラブ会員は継続しています。
タイムズカーシェア再入会後はポイントカードがダブってしまうためタイムズクラブに連絡して合算の手続きをしましょう。既に過去持っていたカードを破棄してしまっている方はそのままで問題ありません。
法人会員も再入会できる
私はタイムズカーシェアの個人会員でありながら、勤務先でもタイムズの法人会員として加入しカーシェアを利用しています。その点でタイムズカーシェアに確認をしてみたところ、これまた「再入会」に関する規定は無いそうです。もし、もう一度加入したくなったという場合、同じ手続きを踏んで再入会することができるそうです。
ただ、タイムズカーシェアの法人会員は月会費がかからない上に、最初の申込みに1ヶ月近くかかるため、今後退会手続きを踏むことはないと思います。