e-シェアモビの使い方~アプリ予約・乗車・返却の流れ(日産ノート)

日産e-シェアモビで利用した日産ノート

「e-シェアモビ」は、日産のハイブリッド自動車「ノート」と電気自動車「リーフ」を貸し出しているカーシェアリングサービスです。

サービスが始まってから間もなく、提供地域はそれほど多くありませんが、他社と比べて利用料金が安い1kmあたりの距離料金が発生しない充実した補償・車内装備など、他社にはない優れたサービスが魅力です。個人的には新たなカーシェアリング勢力としてとても注目しています。

本記事では、実際に東京都新宿区にある新宿サブナード駐車場第2ステーションのノートを利用した体験記、使い方の流れをまとめています。

e-シェアモビの予約方法~スマートフォン用サイトから行う

日産 e-シェアモビをスマートフォン上から予約する方法1

e-シェアモビの予約は、スマートフォン上から簡単に行うことができます。ログインをしたらトップページから予約に進み、希望のステーションを選択、希望の車両と時間帯を選びます。

利用したのは平日のお盆期間でしたが、新宿・池袋の車両はほとんど貸出中になっており、唯一空いていたのが新宿サブナードにあるノート1台のみでした。東京都内でも利用できるステーションはそれほど多くないため、早めに予約をとっておくことをオススメします。

予約した人以外が運転するには、その人もe-シェアモビの会員である必要はありますが、同乗者登録などは不要で、予約開始前に会員登録が完了していれば補償が適用され、運転できるようになります。

ただし、解錠・施錠は予約者の免許証で行う必要があります。

e-シェアモビの貸出手続き

新宿サブナード駐車場のA連絡口(各カーシェアリングステーションの最寄り)

今回予約した車両がある新宿サブナード駐車場は非常に広く、出入り口がいくつもありますが、西武新宿駅付近のA連絡口から降り、そこから地下駐車場のAエリアに繋がる階段を降ります。

e-シェアモビのページから新宿サブナード駐車場のステーションの位置を確認できる

予約詳細画面からステーションの詳細の順路を確認することができるので、別の連絡口から降りてしまった場合でも地図を見ながらたどり着くことができます。

日産 e-シェアモビの新宿サブナード駐車場ステーション

Aエリアには他社のカーシェアも数多く並んでおり、e-シェアモビは「新宿プリンスホテル側入出庫口」に一番近い場所にあります。

日産 e-シェアモビから届いた予約確認メール

同じような車が何台も停まっていることもあるので、予約確認メールに記載されている車両の番号を照らし合わせて確認してください。

日産 e-シェアモビの車両に自身の免許証をかざして貸出手続きを行っている様子

利用開始・返却をする際は、予約した車両の後ろ側にあるリーダーに自身の運転免許証をかざします。他社の場合は、専用の会員証や、自身の携帯電話などをかざす必要がありますが、運転免許証を会員証として利用できる点は非常に画期的だと感じました。逆に他社がやってなかったこと自体不思議に思います(無免許運転の防止効果もある)。

他社とカードの規格が異なるため、認識されるのに数秒時間がかかりますが、正しく認識された際はハザードランプが数回点灯します。

e-シェアモビ(ノート)の車内

日産 e-シェアモビの日産ノートのグローブボックス内に置かれている鍵保管庫

日産ノートはスマートキーですが、グローブボックス内にある鍵を取り出さなければ発進することができません。鍵保管庫にささっている鍵を返却から貸出に回し、スマートキーを取り出します。

それから、ブレーキを踏みながらハンドル横にあるスタートボタンを押すことでエンジンがかかります。

日産 e-シェアモビの日産ノートのグローブボックスに貼られているテプラなどのシール。禁煙、ETC備え付け、出入庫時は自動で行われる旨が案内されている。

エンジンが始動すると、ETCカードが挿入されている旨が案内されたので「前の人の忘れ物かな?」と一瞬驚きましたが、実はe-シェアモビの全車両にはETCカードが標準搭載されています。もちろん、利用した分の料金は後日請求されますが、大手三社の場合は、ETCカードリーダーが標準装備であっても自身でETCカードを用意する必要があるため、ETCカードを持っていない方にとっては非常に魅力的なポイントです。

もちろん、自身のETCカードに差し替えて利用することも可能ですが、返却の際は忘れずに差し戻してください。

日産e-シェアモビに備え付けられている給油カード

出典:日産 e-シェアモビ

ガソリンが不足した際は、給油カードを利用して給油を行います。ガソリン代は他社と同様に、利用者が負担する必要はありません。このようなカードがグローブボックス内の車検証ブックに入っています。

e-シェアモビのノートに乗車してみた

日産 e-シェアモビのステーションにあるコーン

車を発進させる際は、車両の前にあるコーンを一旦脇に移動させ、駐車スペースから車を出したら停車してコーンを元の場所に戻します。コーンを置かないと他の車が駐車してしまう可能性があります。

新宿サブナード駐車場のゲートが自動的に開く様子

新宿サブナード駐車場は、ナンバープレートを自動認識してくれるため、出庫時に自動的にゲートが開きます。少しラグが発生するので、必ず開くまで一時停車してください。

日産e-シェアモビの日産ノートを運転している様子 日産ノートに装備されているスマートルームミラー

e-シェアモビは日産のプロモーションも兼ねており、ノートの中でもグレードが高いモデルが採用されているため、充実した車内装備に驚かされます。スマートルームミラーや、アクセルペダルだけで加速・減速ができるe-ペダル、便利な運転支援機能、そしてドライブレコーダーも搭載されているため、軽快かつ安全にドライブを楽しめることができます。

最初は、これらの画期的な機能に慣れるのに時間がかかりましたが、徐々に慣れてきて、返却する頃には「他の車は運転したくない!」と思うほどでした。ペーパードライバー、運転に自信が無い方にはもちろんおすすめですが、最新車両・日産の技術を体験できるという点では、運転好きの方にもおすすめできるサービスだと思います。

日産e-シェアモビで利用した日産ノート(後ろ側)

また、多くのカーシェアリングの車両には、サービス名が書かれたロゴが貼られていることが一般的ですが、日産 e-シェアモビでは、リアガラス右上にあるカードリーダー以外には目立つシールが貼られておらず、左下に「レンタカー協会加盟」のシールが貼られているのみです。個人的には他社と比べてもそれほど気にならないので好感が持てます。

西新宿を車で走行している様子

1時間ほど新宿近辺を運転してみましたが、運転もしやすく、コンパクトカーとは思えない力強さに驚かされました。もしもマイカーを買うときがきたら、日産 ノートを選びたいなと思ったほどです。まさに日産の思惑通りになってしまいそうです。

e-シェアモビの返却手続き

新宿サブナード駐車場の場合、出庫時同様に駐車券を受け取る必要はないため、自動的にゲートが開くようになっています。

ステーションの場所がどこか分からない場合は、近くの係員に「ステーションに返却したいのですが、Aのエリアはどちらにありますか?」と聞くと親切に案内してくれます。

ステーションに到着したら、e-シェアモビのコーンを動かしてから駐車しましょう。

日産e-シェアモビの日産ノートに備え付けられている車載掃除機で後部座席を掃除している様子 日産e-シェアモビの日産ノートに備え付けられているお掃除セット

駐車が終わったら忘れ物がないか確認し、少し汚れてしまった場合は備え付けの掃除道具で綺麗にしましょう。シガーソケットに挿して利用する掃除機や、消臭スプレー、タオル、粘着式クリーナー(コロコロ)が備え付けられています。

日産 e-シェアモビの新宿サブナード駐車場第2ステーションの日産ノート

返却できる状態になったら、鍵をグローブボックス内に戻し、リーダーに免許証をかざしてハザードランプが光ったら返却完了です。

日産 e-シェアモビの使い方・利用方法まとめ

  • 予約はスマートフォン用サイトから
  • 他のドライバーも会員である必要はあるが手続きは不要
  • 免許証をかざすだけで貸出・返却(施錠・解錠)が可能
  • ETCカードが標準装備、料金は実費負担
  • 車内装備が充実しており、快適に運転することができる

e-シェアモビは、利用料金が安い上に距離料金も発生しない、会員証不要で免許証だけで施錠・解錠、ETCカードも標準装備で、充実した車両装備と、台数は少ないものの非常に優れたサービスを提供している印象を受けました。

特に、今回利用したノートの乗り心地が非常に良く、短時間でしたが気持ちよくドライブすることができました。

会員証不要で免許証だけで施錠・解錠が可能であるため、当日登録して即日利用することも可能です。免許証写真の登録から利用可能になるまで少し時間がかかりますが、それでも数時間以内には利用できるようになります。

まだまだ提供台数とステーションが少ない点は他社に劣る一番残念なポイントですが、電車などでステーションまで移動してe-シェアモビを利用するだけの価値はあると思います。ガソリン代だけではなく距離料金が発生しないため、カーシェアリングでは不向きだった長距離移動にも最適です。

公式登録ページ 強み・特徴
e-シェアモビロゴ
e-シェアモビ
・免許証で解錠できる
・距離料金がかからない
・車種はノート、リーフのみだが車内装備が充実
・ETCカードが標準装備